往復動圧縮機の部品破損や摩耗とその解決後の写真をギャラリーページで公開

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トラブル事例

シリンダー関係トラブルの事例と原因

往復動圧縮機の部品の異常摩耗や破損の事例をご覧いただけます

ガスを圧縮するシリンダー内のピストン廻りは、ガスの出入りを司る吸入弁 / 吐出弁、高い圧力をもったガスのシールを司るピストンリング / ロッドパッキン、ピストンの移動をサポートするライダーリング等、圧縮機機能を維持する重要な部品があります。これらの部品は常に高温、高圧環境下で、長期間ハードな負荷に晒されています。従って摩耗 / 損傷等、トラブル発生頻度が高く操業維持に一番神経を使うところです。以下にそんなトラブルの事例を示します。
機械内部が高温かつ高圧な厳しい環境状態を作り出し、その状態で長時間に亘って稼働し続ける必要のある機械ですので、細かい部品の摩耗や破損というのはどうしても避けては通れません。
往復動圧縮機には実際にどの部品のどのような損傷事例があるのか、以下にいくつかの例を写真で示します。

往復動圧縮機を扱っていく上で、時に原因のわかりづらいトラブルというものが発生してしまいます。その原因の発見や解決というのは困難な場合が多いです。機械に詳しい職人が、圧縮機を扱う会社内に少なくなってきている昨今、それをサポートする製造メーカー様でも、トラブル解決事例を保管庫にて管理しているので似た状態のデータを照らし合わせるのに時間が必要なケースが多いためです。
40年以上、往復動圧縮機の設計から製造まで携わってきた中で経験した、実際に起こった部品の異常摩耗や損傷を写真付きでギャラリーページにて公開しています。例えば、ピストンリングの異常摩耗は圧縮しているガスとの相性が一致していないため起こったケースや、ピストン本体の焼きつきはライダーリングの異常摩耗が原因だったケース等、多様な事例を掲載しています。

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